青木みきお

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里山資本主義(6)

 「鉄筋コンクリートから木造高層建築への移行が起こっている」
 その名は、CLT(クロスラミネーティッド・ティンバー)。直訳すると、「直角に張り合わせた板」といわれています。
 オーストリアの首都ウィーンの郊外に建築中の建物は、7階建ての高層建築物が木で建てられています。
 CLTの木材使用で、壁・天井・床等が丸ごと木材で建てられているといいます。
 CLTは、もともと1990年代にドイツの会社で考えられたものらしいのですが、オーストリアの製材所がその技術を採用し、大学の協力を得て鉄筋コンクリートに匹敵する強度を確立しました。
 2000年にオーストリアの法律では、木造は2階建てまででしたが、9階建てまでOKになったといいます。 石造りが基本だったオーストリアの街並みが、木造に代わってきているらしいのです。
 CLT建築は、単に強度に優れているだけではなく、石造り建築よりも夏冬の快適な住環境を提供しているといいます。
 今CLTは、ヨーロッパ各国に広まりつつあり、ロンドンやイタリアでは大半の建物がCLT建築だということです。
 何故でしょうか?
 それは、地震国イタリアでは震度7にも耐え、また、燃えにくいCLTに熱い視線が送られ、高層建築にはぴったりの建材だと考えられているからです。
 2012年2月に、つくば市の国立防災科学技術研究所において、CLTパネルを使った3階建の耐震実験が行われました。その結果、震度6強にも全く影響しないことが判明しました。
 いよいよ日本においても、2014年にCLT建築の実用化が図られることになったのです。

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