ＴＰＰ交渉参加表明

　安倍首相が昨日、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉への参加を正式表明しました。先行参加国の承認を経て、７月にも協議に合流する見通しとのことです。

　首相の会見のポイントは、
　　　１.　米国とともにアジア太平洋地域で新たな経済圏をつくる。安全保障や地域の安定に寄与する。
　　　２.　コメ等「聖域」として掲げる品目を念頭に、日本の農業と食を守る。農業を成長産業 にする。
　　　３.　国益だけでなく、世界の繁栄につながる。
　　　４.　今がラストチャンス。この機会を逃すとルール作りから取り残される。
というものです。

　農業界からは、これまでの反対の声に対して、国民的論議もなく進めることに不安の声があがっていますが、経済界からは、中小企業にもチャンスが拡がるとして、評価する声もあがっています。
　日本の経済の在り方が根本的に問われています。

　注目しましょうう！