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里山資本主義(5)

 21世紀の先進国は、知られざる超優良国家オーストリア?
 2009年10月、ギリシャでの巨額財政赤字が発覚したことが引き金となって始まったユーロ危機。今も混乱の中にありますが、その影響をほとんど受けていないのがオーストリアとのことです。
 何故でしょうか?
 オーストリアは、化石燃料に頼らず、木のエネルギーを利用した政策を、10年前より国を挙げて徹底して進めています。
 人口800万人で北海道と同じくらいの広さを持ち、アルプスのふもとに位置するオーストリアは、今、林業が最先端の産業に生まれかわっとぃるのだといいます。
 合言葉は、「打倒!化石燃料」です。
 以前は、木の燃焼効率は60%程度だったそうですが、今では93%までに高まり、燃焼後の灰も0.5%以上は出さない技術が完成しているといいます。
 このような技術のおかげや化石燃料の高騰もあり、木のエネルギーの使用効果は、今では石油を使用していた時の半分のコストだといいます。
 石油より木からのエネルギーのほうが安く上がるというのですから、考えてみるとこんなにすごいことはないように思えてきます。
 なぜなら、化石燃料に裏打ちされた大量生産大量消費の技術確立により、豊かな生活を手にした国際社会の前途は、暗いといわざる負えません。
 しかも、こうした化石燃料を持つ国と持たない国の間には、価格も含め安定的な未来には欠けるといわざる負えません。
 こうしたことを考えると、林業は持続可能な豊かさを守る術といえます。
 今、オーストリアでは若者が山に殺到しているといいます。
 このオーストリアでの実践が、日本でも少しずつ取り組まれています。
 
 注目しましょう!

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