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里山資本主義(4)

Image 和田さんが作ったエコストーブ

 21世紀の新経済アイテム「エコストーブ」!
 広島県庄原市、約4万人が暮らす山里の町で、里山暮らしを現代的にアレンジして「真の豊かな暮らし」を広めている人和田さん70歳。 
 週に一度、自宅の裏山に登り木の枝を集めて、20リットルのペール缶で作ったエコストーブに使用しています。
 単に暖房だけではなく、煮炊きなどの調理にも使用しており抜群な力を発揮しています。木の枝4~5本で炊飯ができるといいます。また、このストーブで炊いたご飯が、大変美味しいらしい。
 電気炊飯器のほうが便利で早いのですが、「このストーブを使うことで山里が蘇らせることができる。」と、和田さんは考えています。
 もともとは、1980年代にアメリカで発明された「ロケットストーブ」が原形とのことです。そのロケットストーブを小型化したものがエコストーブとなりました。
 和田さんは、このエコストーブで「里山を食い物にする。」との逆転の発想で、「原価ゼロ円」の暮らしを追及しています。
 和田さんの畑には、エコストーブと並ぶ秘密兵器があるといいます。
 それは、カボチャです。カボチャの皮の表面に傷をつけておくと、一週間ほどでその部分が浮かび上がります。それを利用して、世界にたった一つのメッセージ付きカボチャを作っています。たとえば、「ありがとう」や「長生きしてね」等の言葉です。これを様々な方に贈り、「交歓具」と呼んでいるといいます。
 まさに、物々交換の武器といえるのではないでしょうか。お金がないから物々交換するのではなく、楽しいから喜んでもらえるから・・・の実践です。
 和田さんは、高齢者を光齢者と呼びます。輝く年の達人という意味らしい。
 また、市民を志民と言い換えています。地域のために、行政や政治任せではなく、住民のお金ではない大きな力「志民税」との考え方だそうです。
 
 う~ん・・・楽しそうだ!!

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