過去最低最悪！

　２０１３年が明けて早１か月が過ぎ、　今日は２月１日、如月（きさらぎ）の月となりました。
　きさらぎとは、寒さが深まるために着物を更に重ね着る「衣更着」に由来するといわれています。
　私たちにとって、寒さにつながる統計が発表されました。
　厚生労働省が１月３１日に発表した「毎月勤労統計調査」によると、ボーナス等全ての給与を合わせた２０１２年の現金給与総額（月平均）は、３１万４２３６円で、現在の調査方法に変更した１９９０年以降、最低最悪の結果となっています。
　ここ２２年間で最低の現状を、製造不振やパート増によるとしています。
　１５年前のピーク時より５万７千円が減少したという国民の生活は、なんとも寒い真っ只中にあると言わざる負えません。
　失われた２０年、バブル崩壊以後の実態といえます。
　デフレを解消し閉塞感を打ち破ることが、安倍政権の課題となっています。
　不安と期待が、半ば合間っています。