毎年、福井市民の数だけ減る？

　総務省が、住民基本台帳に基づいた人口動態調査を発表しました。
　４年連続の減少で、平成２４年度は約２６万人が減り、１億２６３９万３６７９人になったとのことです。
　また、６５歳以上の総数が初めて３０００万人を超えました。
　それに、５年連続で出生率が減少しており、少子化に歯止めがかかっていない状況が浮き彫りになりました。
　少子化対策として、政府は「待機児童解消に向け、２０１７年までに４０万人の受け皿確保や、３歳までの育児対策を選択しやすい職場環境の整備等を図る」としていますが、より現実的な政策を望む声が多く聞かれます。
　福井市も、数年前までは誕生祝金を出していましたが、財源の問題から現在は、小学６年生までの医療費無償化に取り組んでいます。
　福井県は、世帯平均２．８８人と全国最多となっていますが、この特色を今後も継続させることが大切だと思います。