過疎地域が甦る（3）

　１㎏７００円の神子米を流通に乗せ、限界集落を活気づけた高野氏！
　現在は、「ＴＰＰにも勝つ！」との取り組みを進めています。
　その取り組みとは、「腐らない米」を自然栽培で収穫することへの実践です。ＪＡとの連携や、青森県弘前でリンゴ農家を営農む木村秋則氏から、薬・化学肥料・除草剤をいっさい使わない農業（自然栽培の）指導を仰ぎ、実践をしています。
　平成２３年の秋には、この農法で１０ａあたり平均７．５俵の米が収穫されたということです。
　また、この農法には４～５年放っておかれた耕作放棄地で、残留農薬や化学肥料が殆ど残存しなくなった土地がうってつけとのことです。
　「腐らないリンゴ」で実証されているように、自信を持って消費者に薦められる、安心で安全な米・野菜・果物のブランド化を図っています。
　それは、ひいては日本農業の活性化やＴＰＰをも吹っ飛ばすというものです。
　私は、心から共感し今後も関わっていきたいと思います。